犬の気持ち しっぽ編

犬の気持ち ― しっぽ編

犬の気持ちをモット知りたい。飼い主さんならみんな思うはずですよね。可愛いしっぽは、犬の気持ちが一番よく表れている身体の一部です。
犬がゆるやかにしっぽを振るのは嬉しいとき、ぶんぶん振るのは興奮しているとき。しっぽを巻いて逃げるという言い回しがありますが、しっぽを後足の間に巻き込んでいるときは、犬が警戒しているとき、怯えているときです。お尻からでる匂いをしっぽで隠すことが目的の習性といわれています。これらは犬好きさんならご存知の方も多いと思いますが。。。。

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犬がしっぽを右よりに振るか、左よりに振るかによっても感情に違いがあるという研究結果があるのはご存知でしょうか?
しっぽを右よりに振るときは、リラックスしているとき、左よりに振るときはストレスを感じているときに多く見られるといいます。
実験結果では、飼い主さんに向けては右よりに大きく振り、知らない人には右よりに少し小さめにふります。猫にはほんの少し右よりに小さく振り、威圧感のある他の犬には、左よりに振ります。これは鼓動ともリンクしており、左側に振るときは、緊張からか鼓動も早くなるそうです。

 


このしっぽの右、左への振りは、どこからくるのでしょうか?
実は、犬の右脳、左脳から来る反応であることが研究からわかっています。脳科学の研究が進み、人間も感情をコントロールしても顔や身体の一部に反応がでることが知られていますが、犬の場合もまた、感情にリンクする前に、脳からの反応がしっぽに伝わっているのではないかといわれています。
左脳はポジティブな感情に、右脳は緊張やネガティブな感情に関連するといわれており、わんこのしっぽも、飼い主さんにあって嬉しい気持ちを左脳で感じ、それがしっぽを右側にふるという反応になっているようです。

 


飼い主さんに向けて近寄ってくるとき、お散歩中に大きな犬に遭遇したとき、猫にあったときなど、わんこの可愛いしっぽの動きを 観察してみてくださいね。


 

参考サイト
http://news.nationalgeographic.com/news/left-or-right-tail-wags-elicit-different-emotional-responses-from-dogs/

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