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世界最大級の犬の祭典 『Crufts 2020』

◆世界最大級の犬イベントはイギリスで?

今年も3月初旬に恒例のCruft展(クラフツ)がイギリス・バーミンガムで開催されました。

Cruftと書かれたオブジェの前で記念撮影するのも、楽しみのひとつ。
会場はNEC(ナショナルエキシビジョンセンター)。

Cruftsは英国最大の犬の祭典としても知られ、保護活動からトレーニング、ドッグスポーツ、新しい家族(犬)との出会いから、ドッグショー、犬関連のお買い物まで、この会場でさまざまな感動と知識が入ってきます。世界三大ドッグショーのひとつとしても有名で、このドッグショーのジャッジ(審査員)に選ばれるというのも、犬界では大いに名誉なことなのです。今年は3月5日から8日の4日間で開催されました。

会場の裏手には、水辺のある公園も。出陳犬たちも、出番の合間を縫って、お散歩や息抜きを楽しむことができます。

◆Crufts展ってなに?

クラフトとかクラフツと呼ばれるこの犬のビッグイベント、日本ではあまり知られていませんが、こんなに大きな犬のイベントは日本にはないので、そもそも想像できないレベル。知識としては知っていても、実際に行ってみると、こんなにスケールが大きい犬イベントってあったんだ!と驚くレベルです。

テレビ局が4日間放映している、というのも日本とは違うところ。毎年テレビで放映されていて、キャスターも人気者。会場を歩いているキャスターを見かけると、みんなが嬉しそうに手を振ったり、そんな楽しみ方もあり!

◆世界中で愛されているスター犬

そして、テレビで放映されているということは!! 毎年登場する人気犬もいるわけです。その中の1頭がオーリー。オーリーがアリーナ会場に登場すると、「オーリー! オーリー!」と割れんばかりの歓声が! オーリーが参加するのは、保護犬部門のアジリティーと呼ばれるドッグスポーツ(障害物競走)。

こんなに人気なのだから、どんなに素晴らしいタイムでゴールするのだろう?と思って見ていると、そうじゃなかった!

オーリーは、飼い主さんが大好き! 障害物だって途中でやめて飼い主さんにジャンプしに行ってしまうし、とにかくオーリーが楽しんでいる姿が可愛い‼ 障害物を無視して走っていく姿に観客は大笑い!そして大拍手! 犬って、私たちにとって、笑わせてくれたり、楽しい時間をくれるかけがえのない存在ですよね。そんなことを思い出させてくれるオーリーなのです。

オーリーの可愛い姿はこちらのYOUTUBEで見ることができます。

https://www.youtube.com/watch?v=lJ11SLc1N0A

そして今年は、さらなるスター選手が出てきた模様。トンネルでかくれんぼを楽しんだり、ハードルを咥えたまま走っていく姿には、会場も大盛り上がり! 来年もぜひ参加してほしいルーキーの誕生です。

https://www.youtube.com/watch?v=vKwh72cCrfA

◆ショップの数がケタ違い!

所狭しと並ぶショップのブース。歩いても歩いても、1日では回り切れないほどの犬グッズのお店が集まっています。

日本から買い付けにいくショップさんもいるほど、犬のグッズで会場はいっぱいに。日本ではあまり見かけないトレーニンググッズなどもあるので、これはなに?どうやって使うの?と店員さんに聞くと教えてくれる。イギリスのグッズだけでなく、ヨーロッパ各国からの出店もあるので、ずっと見ていても飽きないほどの品ぞろえです。

◆図鑑でしか見たことのない犬たち

イギリスと言えばテリア、という発想のある人も少なくないのでは。そう、テリアのほとんどがイギリス原産ですよね。そのほかにも、イギリス原産の犬種は数知れず。昔から犬種を作るのが好きで上手だったイギリス人ならでは。各国にケネルクラブが存在するのはご存じかと思います。日本の場合はジャパンケネルクラブ(JKC)、アメリカには、アメリカンケネルクラブ(AKC)があるように、KCの前に国の頭文字が付いていたりするのですが、イギリスの場合は、単なる(KC)。世界で初めてケネルクラブを作ったのがイギリス人なので、国の頭文字が付いていないのです。生粋の犬好きであるイギリス人たる証とも言えます。

イギリス原産の犬種が多いのもさることながら、ヨーロッパ圏という交通上の利便性もあって、クラフツには世界中からたくさんの犬種が集まってきます。ほかの国から参加する人たちは、犬連れキャンピングカーを会場近くに止めて宿泊、というのも珍しくありません。

フランス原産の珍しい犬種や、イタリア原産の犬種など、ほかにも図鑑でしか見たことのなかった犬種たちに出会えるのもこのクラフツの楽しみのひとつ。

さて、次の犬種は、皆さんわかるでしょうか?

ソフトコーテッド・ウィートンテリアという、アイルランド原産の犬種で、日本ではめったに見かけることのない珍しい犬種です。

この犬種は、たまに日本のドッグショーでもお目見えするので、見たことのある方もいるかもしれません。スカイテリア。イギリスはスコットランド原産の犬種です。

◆珍しい犬に触ったり抱っこしたりできるエリアは子供たちにも大人気!

さきほどは、ドッグショー会場での犬たちを紹介しましたが、こちらはミート・ザ・ドッグと言って、各犬種のブースが設置されています。生体販売をしているペットショップを街中で見かけないイギリスでは、どうやって犬を迎えているのかというと、このようなイベントなどでブリーダーさんに会って、犬を譲ってもらっているんです。

この犬種のことをよく知って、末永く可愛がってあげてね!というブリーダーさんからのメッセージ付き。その犬種の特徴を聞いて、自分が飼えるのかなども考えてから、犬を譲り受ける約束(予約)をします。

看板に犬種名が書いてあって、柵にはその犬種の特徴などが記載されたプレートが貼られています。

気になる犬種を見つけたら、ブリーダーさんに話しかけ、犬種について教えてもらったり、自分に譲ってもらえる犬がいるかなどを聞いて、連絡先を交換したりします。

実際に会うと、思っていたより大きかった!なんてこともありますよね。成犬に会えるので、成長したあとのことも想像できるようになります。

犬種同士がどんなふうに遊ぶのかや、やんちゃぶり、力強さなども、見て、触れて、話を聞いて、犬種の知識を増しながら、その犬種に魅了されていくことでしょう!

クラフツは、犬好きにとってワクワクが止まらない4日間。ぜひイギリスに行く機会があれば、時期を合わせて、クラフツにも足を運んでみてください。